自然の妙

女神ちゃん

2013年05月19日 09:52

やっとで週末
土日のくるのをこれほどまで心待ちにしていたこと
かつてあったかな
というほど週末が楽しみでしかたないふよこです
ウィークデーの労働がしんどくて週末に息を抜きたい、休みたい
というだけでなく
行きたい場所がある
会いたい場所がある
単純に
そこへいきたい
やりたいことがある
というのは
労働の辛さがあるからその分楽しみが倍になる
という比重や妥協の類でなく
もうそこは生き方そのものになる
というそんな感じ




昨日はポットで芽出ししたジャガイモ(なかなか畑にいけなかったのでベランダで芽出ししました)と
トマトの苗を定植してきました

小学校高学年頃から反抗期続いていた娘も
最近わたしが畑に行くというとついて行きたがるようになり
着いたら着いたでこちらがああせいこうせい言わなくても
思ったままに動いているようで
自分なりの農作記録もつけているようです


帰りの車の中で
「たくさん採れるといいな」
ではなく
「育ってくれるといいな」
という娘の言葉を聞いて

奪うだけの在り方
与えるだけの在り方というのは
この無限に続く宇宙、マクロの世界では存在しえないと
そのマクロの世界(?)の中で
この小さな星にへばりついて
あっちうろうろこっちうろうろ
奪い合うだけの一極は存在しえないと
そんなミクロの世界にもマクロは存在するわけで
共存共生し合ってこそ
それは絶妙に存在するわけで



先週定植した黒もちとうもろこし
一本は消えていましたが
残りの8本は活着していました


きれいに整地された畑
草一本もない畑
その野菜だけが整然と並ぶ畑

以前はそうやってわたしも畑やってましたが(ぜんぜんたいした広さではないですが)
ある日わたしにはどれも不自然に映って
自分の畑のトマトやナスが声を出さずに悲鳴を上げているのが聞こえました

今思えば
悲鳴を上げていたのはトマトやナスだけではなかったんだな

生存競争に疲れた自分もそこで悲鳴を上げていたんだな


小鳥が頭で考えて木の実をついばみ
頭で考えて地に糞を落とす
その落とされた糞の中の種子は
頭で考えて地に根を張り芽を出して
頭で考えて他の草木を淘汰して生き抜いていく

とはとうてい考えられない

自然の営みは絶妙
消え行くものもあれば共生しあい
共存しあっていくものなんだ


自然という畑からはほんとに教わることだらけで

今日も娘と自然まみれになってきます







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