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2013年08月31日

もちとうもろこし



くろもちとうもろこし


その驚きの食感

父は

「このとうもろこしは種をとっておけ」

と三回言った



  

Posted by 女神ちゃん at 17:39Comments(0)自然農

2013年08月05日

いもほり



なかなかタイミング合わずで
今日やっとのことで芋ほりできました
全部きたあかりです

畑の方より
ずーっと以前畑だった場所、
枯れ枝や落ち葉を重ねていた場所で作っていたじゃがいもの方が
2、3個多く実がついていたような気がします



昔小学生の頃
夏休みに入ると
ばあちゃんについて芋ほりに行ったのを思い出します


ラジオ体操の後
入道雲が山の端からもくもくと空をつかまえようと顔を出し
頭の真上の空は真っ青に抜けるように広がって
油蝉のじーと鳴く声を聴きながら麦藁帽子をかぶり
麦茶と少しの茶菓子を持って
小さいあじかを腰に結わえ
一輪車を押して
ばあちゃんについていった畑


掘っても掘っても終わりがないようで
汗を拭き拭き必死に引っこ抜く
乾いた土からぼこっと根を引っこ抜くとき
ころんころんと根に芋がくっついてきて
そいつを外しては
土の中に残ったじゃがいもを探す

同じ作業を
ばあちゃんとふたり
延々と炎天下で繰り返す


畑の真ん中で腰を下ろしてコップに注いだ麦茶をごくごく飲み干す
持ってきたお菓子をひとつほおばる

麦藁帽子の下のばあちゃんの額から汗が玉のようになって流れてシャツに落ちる

麦茶を飲む

御岳山を望む畑で
ばあちゃんとふたり
麦茶を飲む

汗を拭いた額に
そよと風が吹く


「さ、やるか」

ばあちゃんが腰を上げる
汗を拭く


長靴に入った土をひっくり返してはたき出す
頭の上の太陽は朝より頭に近いところでじりじりと
蝉の声はますます大きく大合唱で
小学生のわたしは
昼ごはんの後の川の水浴びのことで頭がいっぱいで

今日はあまごおるかな
スイカ冷やしてあるかな

などと考えながら麦藁帽子をかぶり直し
ばあちゃんの引っこ抜いたじゃがいもの後の
乾いた土の中の芋を探すのでありました







  

Posted by 女神ちゃん at 00:26Comments(0)自然農

2013年07月03日

笑ってます


レース状になっていたタアサイ
なんかなんとなく元気になってきてます
育ってます





これが6/23


  ↓ 

今日



畑はその人のそのままが出ます


ほんとに丸裸の自分です




  

Posted by 女神ちゃん at 00:32Comments(0)自然農

2013年07月01日

迷いが生じました

「自然とともに生きること」

とは


そもそも
自然の野に畑を作ること自体が不自然で
そこに種を降ろすなんてこと自体が不自然で

いったいわたしはどこまで手を加えていいものか
芋虫にやられてレース状になったタアサイを前に
途方にくれてしまって

ここニ三日、いえもっと四日ほど
畑に行けませんでした
用事があって行けなかったのもありますが
どこをどうやったらいいのか
なんだかなにがなんやらわからなくなってしまったのです

手紙を書きました
すぐ電話をいただきました

「いつでもいらしてください」

ガタゴト
山道を
すれ違うのがやっとなような400番代の国道をガタゴトと




その人は何も言わずにわたしを連れ立って田畑を見せてくれました

「こんな感じです」


しゃがんで
地面に近づいて
草や野菜に近づいて
聴いてみる

「こんな感じ」




富山の山の中に
答えがありました

いえ
答えはわたしの中にありました
畑の中にありました


「妙なる自然」

感謝です

そして
石黒さんいつもありがとう






  

Posted by 女神ちゃん at 23:42Comments(0)自然農

2013年06月12日

ほんとにありがたいこってす

まだ苗が玄関前にいつくかあります
こまごまといろんな苗をまとめて置いているせいか
あんな状態なのに虫害、意外とありません
しかしそのまま育てるわけにもいかないので
小さいなー
と思いながらも畑に定植していきます

今年は今までやったことのない
野菜や珍しい花もあります
お願いして譲っていただいたもの
以前から育ててみたかったけど種が手に入らなく
いつかいつか
と思っていたものがひょんなことから手に入ったり
物々交換だったり
人とのつながりあってこそ
です
本当にありがたいことです


昨日玉ねぎを収穫しました
今年はありがたいことになんでか豊作で
葉の方も青々として
ちょっと固いかなー
と思いながらも酢味噌和えにして食してみました

ひじょうに美味でした

固いかなー
と思ってもさっと湯通しして食べてみてください
案外いけます
捨てる手はないです
お試しあれ


さて
本日も畑へいってきたのですが
雨がぱらついてきたので大慌てでやっていたら
父が帰ってきて畑へ覗きにきました

やっとこさで支柱が必要になるまで大きくなったトマトは
定植したすぐに二十八星虫がやってきて
こりゃだめかなー
という橋を渡ったのですが
ネギとバジルなどのシソ科と混植させ、
間に落花生をもってきたら元気を取り戻したようです
同じようにナスやピーマンも
キュウリとネギもかなりいいようです

そんなふうにごちゃ混ぜの畑を見て父が笑います、呆れます

しかし
慣行農法でやっていた父が
復活して花をつけ始めたトマトを見ていうわけです
なにか化成肥料をあげたのか

科の違うものを混植させるといろいろなことがおきるんですよ
と話します
農薬や肥料にたよらないで育てたいから
今まさにそれの実験中なんだ


最初の頃笑っていた父も
復活してきたトマトをみては納得せざるを得ない感じでした


小雨降る中
せっせと作業です
父も手伝ってくれます
支柱を立てながら
これは何を植えたんや
何と何を混植させてあるんや


呆れて関心をもたなかったわたしの畑で
父が水やりや支柱立てに手を貸してくれます

葉大根を間引きしていたら
それうまそうやな
と言います
青々と空に向かって手(葉)を拡げて
晴れの日は陽を受けて
雨の日は雨露を集める
今まさに生きている命
その命をいただいてわたしたちは生きる


間引きした葉大根はばあちゃんに渡しました
薬使わんでもこんな立派な葉ができるのか
とばあちゃんは頭を下げて受け取ってくれました

幼い頃
ばあちゃんの畑の一角を借りて
一坪農園をやっていたころ
はじめて採れたかぶを漬物にしてくれたのはばあちゃんでした

その年その畑で初めて採れたものを
大切な人たちに手渡す
その喜び

考え方や感じ方も変わってきて
けど根のところでは結局なにもぶれていないような
うまく表現できないけれど
行ったりきたりはするけれど
結局同じところに帰るんだな



いろんなものを少しずつ
小さな畑はいろいろな野菜と草で覆われて
この地表のどこかにはりついて
雨露をはらんで青々と
空に大きく手を広げています




  

Posted by 女神ちゃん at 07:58Comments(0)自然農

2013年05月22日

祝・発芽

昨日父から

「なんや知らんけど、芽がいくつか出とるぞ」

と電話あったので行ってきました


細ねぎ



ごぼう



黒大豆



落花生



あー感動
愛しくてたまんない
発芽するといつも
たらまん感動に包まれる
そのたびにそのたびに

芽吹くには
種そのものが持つ
底知れぬパワーがなすことで
芽吹いたら
過保護にならないよう
かといって放任にならぬよう
人が手を貸さなければならない

この地に種を降ろしたのはわたし
そこに根を張って生きていくのはお種さん

種を降ろした責任、
その実りをしっかと最後まで見届けいただくまで

一緒に生きていくんだな


なにはともあれ
うれしい

乾杯


  

Posted by 女神ちゃん at 21:41Comments(0)自然農

2013年05月19日

自然の妙

やっとで週末
土日のくるのをこれほどまで心待ちにしていたこと
かつてあったかな
というほど週末が楽しみでしかたないふよこです
ウィークデーの労働がしんどくて週末に息を抜きたい、休みたい
というだけでなく
行きたい場所がある
会いたい場所がある
単純に
そこへいきたい
やりたいことがある
というのは
労働の辛さがあるからその分楽しみが倍になる
という比重や妥協の類でなく
もうそこは生き方そのものになる
というそんな感じ




昨日はポットで芽出ししたジャガイモ(なかなか畑にいけなかったのでベランダで芽出ししました)と
トマトの苗を定植してきました

小学校高学年頃から反抗期続いていた娘も
最近わたしが畑に行くというとついて行きたがるようになり
着いたら着いたでこちらがああせいこうせい言わなくても
思ったままに動いているようで
自分なりの農作記録もつけているようです


帰りの車の中で
「たくさん採れるといいな」
ではなく
「育ってくれるといいな」
という娘の言葉を聞いて

奪うだけの在り方
与えるだけの在り方というのは
この無限に続く宇宙、マクロの世界では存在しえないと
そのマクロの世界(?)の中で
この小さな星にへばりついて
あっちうろうろこっちうろうろ
奪い合うだけの一極は存在しえないと
そんなミクロの世界にもマクロは存在するわけで
共存共生し合ってこそ
それは絶妙に存在するわけで



先週定植した黒もちとうもろこし
一本は消えていましたが
残りの8本は活着していました


きれいに整地された畑
草一本もない畑
その野菜だけが整然と並ぶ畑

以前はそうやってわたしも畑やってましたが(ぜんぜんたいした広さではないですが)
ある日わたしにはどれも不自然に映って
自分の畑のトマトやナスが声を出さずに悲鳴を上げているのが聞こえました

今思えば
悲鳴を上げていたのはトマトやナスだけではなかったんだな

生存競争に疲れた自分もそこで悲鳴を上げていたんだな


小鳥が頭で考えて木の実をついばみ
頭で考えて地に糞を落とす
その落とされた糞の中の種子は
頭で考えて地に根を張り芽を出して
頭で考えて他の草木を淘汰して生き抜いていく

とはとうてい考えられない

自然の営みは絶妙
消え行くものもあれば共生しあい
共存しあっていくものなんだ


自然という畑からはほんとに教わることだらけで

今日も娘と自然まみれになってきます






  

Posted by 女神ちゃん at 09:52Comments(2)自然農

2013年05月13日

種降ろし

久しぶりに書いてみます
というのは
今日やっとこさで畑に種を降ろしてきたからです

ごぼう
落花生
細葱
黒大豆

そして黒もちとうもろこしの苗

もう大慌てで
夕暮れ時はたそがれどき
あっという間に暗くなってしまいますから

たまには手伝ってくれていたけれど
それほどまでは興味を示さなかった娘も
今日はたくさん手伝ってくれました

たくさんの落花生の種
ひとつひとつていねいに
やさしく土をかぶせていました


初めての試み
父もばあちゃんも?
という顔
好きなようにやりなさい

弟は草取らんでいいんかー、そりゃ楽でいいなー
と単純に興味を持ったようで

実験
なにごとも
まずは実験


生えてくれるといいなぁ




前回記事で書いた
福島の籾、育苗中










  

Posted by 女神ちゃん at 00:49Comments(0)自然農